帰化申請の面接(面談)では、審査官からさまざまな質問を受けます。
このとき、できるだけ避けたい答えが「知らない」「覚えていない」です。
なぜなら、悪気がなくても「本人が自分の状況を把握していない」と受け取られやすく、印象面で不利になり得るからです。
経営者の方が特に注意したい回答例
たとえば会社経営者が会社の状況を聞かれたときに、
- 「税理士に任せているので分かりません」
- 「社員がやっているので把握していません」
と答えると、「経営が安定しているから細かいことは見ていない」という意味で言ったつもりでも、審査官には
「経営者なのに実態を把握していない」
と映ってしまうことがあります。
「覚えていません」は特に危険
また、次のような内容で「覚えていない」を連発するのも避けたいところです。
- いつ、どこに住んでいたか(住所の履歴)
- いつ、どんな仕事をしていたか(職歴)
- 過去に違反・トラブルがあったか、その内容は何か
「嘘をつくつもりはない」場合でも、受け取り方としては
「自分のことなのに整理できていない」
「都合が悪いから曖昧にしているのでは?」
と思われるリスクが出ます。
面接前にやるべき準備(おすすめ)
面接の前に、最低限この3つは整理しておくと安心です。
- 住所歴(いつ〜いつ、どこに住んだか)
- 職歴(勤務先名・職種・期間)
- 過去の手続きや出来事(在留手続、更新履歴、違反の有無など)
「聞かれたら答える」ではなく、聞かれてもブレずに答えられる状態を作るのがポイントです。

